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159俳句。
じっかで なにげなく むかし ふるほんやでかった 句集を てにしてみる。
『雨だれ』ちょしゃは 佐倉東効だ。
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たいしょう13ねん 湘南吟社を佐倉湖舟(東効)が おこし 俳誌『暁雲』を発行。
4号から『小江戸』と改題。
震災復興気運の中で俳句文芸に志す者多く集まってくる。
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とあります。これは大正12年の関東大震災のことです。
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佐倉東効氏は 60さいぐらいには
「わたしは もうそんなに いきられない」と いって あすにでも いのちのおわってしまうようなことを いっておられた。
じじつ めもわるく はもがたがたで みるもいたましい ようそう。
おくさまよりも さきにいく と かくごされていた。
ところが おくさまの たいちょうがくずれ
「あれはね『かまぼこやの おかみさんであったより 俳句のせんせいの おくさんであったのが ほんとうに 嬉しい』といっているんだよ」といわれた。
そして おくさんは なくなる 10かほどまえに 「うちのひとの くしゅうを おねがいします、とないしょで おかねもだされたそうです。 そして 句集を80さいで だされました。
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しょうわ30ねん から 40ねん 「葉ざくら」の さくひん
菜の花の おぼえめでたく きつね雨
林道は 結局暗し 春の雪
石船の でてゆく椿まつりかな
岩山の 奈辺に落つる 白椿
月見草 腕時計して 堤ゆく
藤明り 即悪名の 影法師
葉ざくらの 白夜は御幸の 浜へ出る
戦後なほ 合歓に太陽整わず
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じだいは かわっても じょうきょうは かわらないなあと おもいます。
https://www.youtube.com/watch?v=oGhNrSxyumg
美空ひばり 真赤な太陽