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98不明の大学生、地上捜索打ち切り
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不明の大学生、地上捜索打ち切り
毎日新聞2016年5月1日 21時19分(最終更新 5月2日 00時57分)
熊本地震の最後の安否不明者、熊本学園大4年の大和晃(ひかる)さん(22)=熊本県阿蘇市=について、蒲島(かばしま)郁夫知事は1日、消息を絶ったとみられる同県南阿蘇村の阿蘇大橋周辺での捜索を事実上打ち切る方針を表明した。ヘリコプターや監視カメラによる捜索は続ける。蒲島知事は「断腸の思いだが、これ以上(の捜索)は2次災害の危険性がある」と述べた。
4月16日未明に阿蘇大橋が崩落。自動車ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)の記録から、晃さんの車が当時、阿蘇大橋付近を走っていた可能性が高くなり、同18日から捜索が始まった。国土交通省が無人重機を遠隔操作し、土砂を取り除く作業を続けていた。
県は1日、両親に事実上の捜索打ち切りを伝えた。連日捜索作業を見守ってきた父卓也さん(58)は記者団に対し「2次災害の危険性があるといっても、時間がたてば環境が変わり、立ち入りやすくなる可能性もある。なぜこんなに早く打ち切るのか」と語った。【中里顕、釣田祐喜、松田栄二郎】
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