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当日の概要・原告の陳述内容・その他行動の内容は「支える会ニュース第9号」で。
支える会ニュース第9号で書かれているようにアスベスト問題をもっと市民がしらないといけない
ようなこともおっしゃっていましたので、なんで顕微鏡で見ると放射能のように光っているのかなどもっと 考えてみたいと思いました。
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月9日、なくせじん肺・ア
スベスト全国キャラバン福岡県
実行委員会の主催で、「建物解
体によるアスベスト被害を防ご
う」と題したシンポジウムが福
岡市で開催され、一般参加者含
む121人が参加しました。
メイン企画として、工学博士・
衛生工学技術士の齋藤清美氏、
九州建設アスベスト訴訟弁護団
の伊黒弁護士、アスベスト患者
の掘り起こしなどを取り組まれ
ている田村医師、
元左官で福建労書
記次長の矢野誠氏、
アスベスト被害者
を代表して石原原
告団副団長の5人
でパネルデスカッ
ションをおこない
ました。
福建労の矢野書
記次長は「これか
ら(アスベストを
含んだ)古い建物
の解体工事が増え
る」と指摘した上
で「しかし、今の
現場の実態は、解
体する建物にアス
ベストが含まれて
いるかの調査や、
(アスベストが)
含まれていた場合に必要となる
行政への届け出は、費用がかさ
み、手続きの複雑さなどの手間
も増える影響で、調査や届け出
がされていないケースもある」
と、解体に伴うアスベスト飛散
の危険性を告発しました。
齋藤氏は「行政がきちんと調
べ、アスベストのハザードマッ
プを作り、市民へ知らせること
をやらないといけない」と発言。
田村医師からは「アスベスト
被害を防ぐためには、私たち市
民が『知る』ことが重要だ」と
強調されました。
伊黒弁護士も「建設従事者だ
けでなく、なぜ一般市民までも
がアスベストを恐れないといけ
ないのか。元をたどれば国と製
造企業がアスベストを国内に広
く流通させたからだ」と、国と
製造企業の責任を強調。九州建
設アスベスト訴訟の石原原告団
副団長は、夫がアスベストによっ
て亡くなったことを振り返り
「国と製造企業に責任をとらせ
たい」と語り、建設アスベスト
訴訟の重要性を訴えました。
このシンポジウムで、次々と
建物解体に対する現場の実態や
現行法の不備が出され「今の現
場任せのままでは、アスベスト
被害を防ぐことはできない」こ
とが明らかになり、今後アスベ
スト白書を作らせることや、私
たち市民が監視員として目を光
らせること、そして声を上げて
いくことが必要だと強調されま
した。
福建労では、アスベストが原因
で亡くなられた方の遺志、そして
その思いを引き継ぎ、裁判を闘わ
れている遺族原告を特集した「建
設アスベスト訴訟運動推進DVD」
を作成しました。
ー
↑このDVDの上映会などやれたらなと思います。