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よしの226「絶歌 神戸連続児童殺傷事件」元少年A
絶歌 二○一五年六月二十八日初版
著者 元少年A
ブックデザイン鈴木成一デザイン室
編集 落合美砂
発行人 岡聡
発行所 株式会社太田出版
東京都新宿区愛住町二二第三山田ビル四階
印刷・製本 株式会社 光邦
元少年A
一九八二年神戸生まれ
一九九七年 神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗事件)
を起こし医療少年院に収容される
二○○四年 社会復帰
―
一九九五年、僕は小学六年時に阪神淡路大震災を経験した。
僕が住んでいた地域は大きな被害はの免れたが、被害がひどかった長田区や東灘区にすんでいた父親の同胞たちは家は倒壊し、父親の兄―アル中でありながら腕のいい大工であった叔父―が中心となって、彼らは自分たちで公園にプレハブ小屋を建てて共同生活を営んでいた。出来合いのプレハブ小屋には、驚いたことにちゃんと電気や水道まで通っていた。このような異常時における島人たちの結束力には眼を瞠るものがある。
父親に連れられて、彼らが住んでいる地区を訪ねた時の光景は今でも脳裏に焼き付いて離れない。
https://www.youtube.com/watch?v=hiK0oehes2c
BEGIN/島人ぬ宝
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つづき
原爆投下もかくあったろうと思われる黒焦げの瓦礫の山。
ゴジラが暴れたあとのようにグシャグシャに潰れた家々や横倒しになった高速道路。
この世の終わりのような光景に、僕は足が竦み、しばらく言葉を失い身動きが取れなかった。
皆が必死に築き上げ、守ってきた生活が、こんなにもあっけなく崩れ去ってしまうものなのか・・・・・・。
それからわずか二か月後、東京の地下鉄駅校内で地下鉄サリン事件が発生した。
―
私はこの年に結婚し十五年後に離婚しました。
神戸連続児童殺傷事件の後、元少年Aのお父さんは上場企業に勤めてありましたが、会社を辞められてます。
光市母子殺人事件の犯人とされた福田孝行(現在大月)さんのお父さんも新日鉄を辞められてます。
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よしの169復興ということ
復興するとは経済的に回復するということだけなのか?
もし阪神淡路大震災の復興も東日本大震災と同じ状況だったのなら島人の人たちの気持ちはどうだったのだろうと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=FGCc9Hv2KTI
『島唄』 Shima uta ☆ 夏川りみ Rimi Natsukawa
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法律家になろうとした北川ひかるさんは天草の人で大学合格発表の日に殺されました。