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仏のよしのさん。

よしの112『死刑でいいです』

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よしの112『死刑でいいです』

 

よしの112『死刑でいいです』



逮捕時の山地さん(最初八町と漢字変換されました)

275ページ

内山弁護士は、母親を殺害した後は生きる気持ちを取り戻したではないか、と尋ね、死を望む山地に、控訴を取り下げないよう頼んだ。

「初めて私と会った時のことを覚えていますか。当番弁護士としておしかけた私に『自分はどうなってもいい』と言ったのです。その時、君は死刑になりたかったのではありませんか。でも、その後、君は死刑にならなかった。死刑にならないで生きる道を歩んできた。その中で、君も手紙につづったように、生きる事を考える気持ちに変わったのではありませんか。だからたとえ今『自分はどうなってもいい』と考えているとしても、その気持ちが変わることだってある、と私は思います」

内山は山地に生きる事を繰り返し求めた。苦痛でも生き続けることに意味があり、生きているだけで価値があると訴えた。

「さらに裁判が続くことは、裁判のために生きなければならないということは、君にとって苦痛でしょう。でも、私にとっては、君が生きている、ただそけだけでうれしいのです。私は人を殺すことは絶対に許しません。でも、今のままで君が死刑になって死んでしまうことには耐えられません。君は大切な人間です」

山地さんの返事

「私の考えは変わりがありません。『上告・上訴は取り下げます。』この意思は変えることがありません。判決が決定されて、あと何か月、何年生きるのか私は知りませんが、私が今思うことはただ一つ、『私は生まれてくるべきではなかった』という事です。

今回、前回の事件を起こす起こさないではなく、『生』そのものが、あるべきではなかったと思っております。いろいろとご迷惑をお掛けして申し訳ございません。さようなら」(原文ママ)

なんだか(原文ママ)と書いてあってスナックのママが彼を殺そうとしてのを思い出しました。そして↓の歌もおもいました。

https://www.youtube.com/watch?v=WIPK7XHUmHk

アカペラ4声 讃美歌520番 しずけきかわの岸辺を It is Well with My Soul

234ページ

もう一人姉の明日香さんの死を今も引きずるのが、勤務先のスナックの経営者だった宮崎だ。事件をきっかけに上原家(明日香さんの家族)と交流が生まれ、両親に頼られるようになった。

逮捕後、現場検証でマンションの焼け焦げた部屋に山地が現れた時、宮崎はナイフを隠してじっと物陰にしゃがみこんでいた。

「刺してやろうと思ったんですよ。殺すことはできないかもしれない。でも刺すくらいはしないと。あんなやつを放っておくわけにはいかないと思った」

そう話す宮崎のおなかの中には当時、赤ちゃんがいた。

「覚悟を決めて、つかまってもいいように身辺整理をして行きました」

話を聞いたホテルの喫茶コーナーで宮崎はきっぱりとした表情で話した。

 

ただ、警官に見つかり、羽交い締めにされて何もできなかった。
宮崎はその後も山地に会って話を聞こうと山地がいる大阪拘置所に手紙を送り続けた。

事件の前日宮崎さんは店を始めて十年で初めて店を休みました。

明日香が始めようとしていた結婚式関連の事業は、宮崎も一緒にやる予定だった。宮崎は明日香を妹のようにかわいがっていたという。

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