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よしの79「ばかものギンペルと10の物語」アイザック・B・シンガー
訳者 村川武彦
発行者 竹内淳夫
発行所 株式会社 彩流社
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-2-2
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アイザック・B・シンガー
著者略歴
1904年ポーランド生まれ。20年、ラビの父の影響でワルシャワ・ラビ養成神学校で教育を受ける。
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ばかものギンペル
(わたしはバカものです。解体工事のない日にあると思って朝の6じすぎから、どんな人が解体工事にやってくるのかと、駐車場前で張り込みしていたら、誰も来なくて、その時にばかものギンペルを読んで、すごい話でますます 落ち込みました。
後でみたら工事は休みと看板にかいてありました。
あまりにもすごい話なのでメモしておこうと思います。)
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ばかものギンペル
ぼくはばかものギンペルだ。ぼくは自分がばかものだなんて思っていない。とんでもない。
だけどみんながぼくのことをそう呼ぶんだ。
ぼくがまだ在学中だった時に彼らがぼくにこのあだ名をつけた。
ぼくには痴愚、のろま、亜麻色髪、とんま、むっつり、まぬけ、ばかものという全部で七つのあだ名があった。
最後のあだ名がくっついたままとれないでいるんだ。ぼくの愚かしさはどういう要素からなっていたのか?ぼくは信じ込みやすかった。「ギンペル、ラビの奥さんが産気づいたので連れて行かれたの、知ってる?」
(ラビはユダヤ教の教師。時には裁判官もやる)
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なんだか むつかしくて まとめきれないので そのまま かいてますが つづきます。