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仏のよしのさん。

よしの172-1日本と台湾の国交

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よしの172-1日本と台湾の国交

 

 

よしの172-1日本と台湾の国交

>台湾とは国交がないはずなのに、なんで台湾の人が日本へ来たり、
>
日本人が台湾へ旅行したりできるのですか?

1945
年日本の降伏後、台湾は連合国に接収されたいわんにたいする
統治権や財産権などのすべてを失いました。

1952
428日、日華平和条約に調印、日本と台湾(中華民国)との国
交が回復しました。

然し、1952428日、日華平和条約に調印、日本と台湾(中華民国
)との国交が回復するのと引き換えに、中国は台湾はわが国の領土で
あるから、中国(中華人民共和国)と国交を結びたければ台湾と断行せよ
と迫られました。
1972
929日、田中角栄政権は、中国大陸を支配する中華人民共
和国政府を「中国の唯一の合法政府」と承認し、国交を樹立した(日中国

交正常化)。

その際、日本は、日中共同声明に日華平和条約の遡及的無効を明記する
ことに応じない代わりに、大平正芳外相が「日華平和条約は存続の意義を
失い、終了した」との見解を表明。これに対し、中華民国外交部は即日、
台湾との国交を断絶したのです。

難しいので簡単に言いますと日中共同声明に日華(日台)平和条約無効を
明記しないかわりに大平正芳外相は「日華平和条約は存続の意義を失い
終了した」と言ったのです。

分かりやすく言えば、日台関係が終わったと明言はしないが、日台関係の
諸条約がなくなったわけではない、という玉虫色の表現で中国を納得させた
と言う歴史的背景があるのです。

だからこそ互いにパスポートやビザの発行を公的機関ではなくて、日本側は

財団法人交流協会」、台湾側は「亜東関係協会」というと言う事務的な交流
機関を設立しました。

これらの民間交流機関が相互に大使館のような役割を担って、おかしな表現
ですが非公式ながら国交がこんにちまで継続しているのです。

ですから、過去の政治的経緯から台湾とは国交を正式に結ぶことはできない
が、人的・経済的交流が今まで続いているのです。

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